masakimasatoのブログ

脳腫瘍と診断されての生活について

セカンドオピニオンについて②

こんにちは。

 

マサキです。

 

宇都宮にあります、S病院のセカンドオピニオンの続きになります。

 

S病院のM先生は20年以上の脳腫瘍を患った方の術後やその後の治療での生存年数や再発年数などのデータを見せてくれました。

大学病院の先生だと3年ごとに転勤されてしまうので、こういうひとりひとりの患者さんのデータを持っていることは珍しいとのことでした。

 

また、私が2歳の子供を少なくとも20年は今後も見ていけるように、どういう治療が必要なのか考えていかなければならないと言ってくれました。

手術して終わりではなく、今後も働かなければならないし、再発の可能性がどのくらいなのか考えて、1日1日を大事に生きていかなければならないと。

子どもの将来のことを見据えて話をしてくれることが、私たち夫婦としてはとてもありがたいことでした。

 

仮にS病院のM先生に開頭手術をお願いした場合はどういう手順になるか妻が聞いてくれました。

 

交通事故などで植物人間になってしまった方のリハビリや治療を行う検査設備を持っている施設が岐阜県にあって、1日そこで複数のMRI検査を受けてもらえれば、S病院で検査入院をすることも無いとのことで、手術前のデータとしてはそれで充分であるとのことでした。

あとは、S病院で手術に立ち会う先生が集まれる日に入院をしてもらうだけとのことでした。

 

セカンドオピニオンが終わり、駅前まで来ますと、4月に入院しました、T病院の担当医の先生から着信履歴が入っていました。

 

事前にセカンドオピニオンの日程を担当医の先生には伝えていたのですが、その結果の確認かと思い折り返し電話をしました。

 

妻とも相談して、宇都宮のS病院のM先生に手術やこれからの治療など切り替えていこうと考えておりましたので、ちょうど今の気持ちを伝えるのも良いと考えました。

 

電話の用件としては、追加でリハビリ検査を手術前に通過したいとのことでした。

 

その時に、セカンドオピニオンの一部始終の説明を伝えますと、担当医の先生からのリアクションはあまり良いものではありませんでした。

 

岐阜県にあります、検査設備の説明で正確な検査結果が出るのか。また、T病院での入院結果から日が立ちすぎると、現状の腫瘍の状態から入院結果と違いが出てしまう可能性があり、再度入院検査の必要がでてしまうことでした。

 

子供の将来のことや私の20年は生きないといけないなど説明のあったM先生からすると、なんともT病院の担当医の先生の機械的というか形式ばっているやり方が私たち夫婦からは物足りなさを感じてしまい、この電話でT病院での手術をしないことをお伝えしました。

 

今後の予定としては、5月10日の自己血輸血の検査や16日からの入院はキャンセルになり、S病院のM先生と再度お会いして、岐阜県の検査場の予約を取ることになります。

 

皆さまからしますと、T病院で入院検査までしてのここでの切り替えは、不思議におかしいと思われてしまいますが、やはり私たち夫婦からしますと、子供の将来を大事に考えていかなければと思い、このジャッジをしました。

もちろん、M先生の手術や治療などが100%私に合うのかはまだ分かりませんが、そこに賭けていこうと考えました。

 

宇都宮から電車に乗る前に遅くなったお昼を食べました。

餃子屋さんは列が出来ていて食べられず、天ぷらをいただきました。

お残しはしていません。

最後までお読みいただきありがとうございます。

また書きます。

 


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