masakimasatoのブログ

脳腫瘍と診断されての生活について

脳腫瘍と診断されて②

こんにちは。

 

マサキです。

 

検査が何ひとつ無い土曜日。

そもそもの入院の原因、脳腫瘍と診断されてしまった経緯を書きたいと思います。

 

去年の8月末でした。

私は経理事務として働かせてもらっているのですが、昼ごはんを食べ終えた2時過ぎに、会社の事務所にて、てんかん発作を起こして倒れてしまいました。

 

今でいうと、少しは新型コロナウイルス感染者の方は減ってきていますが、8月は感染者数が多く、事務所は少人数の出勤者数で仕事を回していました。

会社でてんかん発作が起きたことが不幸中の幸いだったのか、直ぐに同僚が救急車を呼んでくれて、自分が住んでいる地域の病院に(Y病院とします)、救急車で搬送されました。

 

てんかん発作で倒れた際の前後の記憶はあまりなく、気持ち悪いと言って吐き、体が熱いと言っていたそうです。

 

Y病院で検査をしてもらっている間に妻と息子と母が駆けつけてくれて(父はすでに他界しています)、その日にY病院の診断として、左前頭葉に脳腫瘍があるとのことでした。てんかん発作も腫瘍が原因であると。

 

家族も大変なショックでしたが、自分も相当なショックを受けたのを今でも覚えています。

人間誰しもそうなのか、私は悪い方に考えてしまい、「死」ということをその時意識してしまいました。

 

腫瘍の大きさは6㎝×6㎝×7㎝というサイズでして、初回で聞いた時には大きすぎると家族誰もが感じました。

 

その時に担当していただいた脳外科の先生(K先生としますね)は、私や家族との面談で、直ぐにこの腫瘍を摘出するにしても、このY病院では設備や人材がいないので出来ないこと。

また、Y病院での検査やY病院での入院中の私の様子から言語や動作に今のところ大きな支障が出ていないことから、これからはY病院で定期的にMRI検査を受けること(腫瘍が拡大していっていないか)、てんかん発作を抑える薬を朝夜1錠ずつ飲むことを約束されました。

やはり、患者本人が身体に支障を感じていないのであれば、医師から一方的に手術を勧めても、術後の結果が悪ければ現状維持で良かったとなりかねないからもあります。

 

この4月、今現在、私が入院している病院(T病院とします)はK先生が常勤されていた病院になります。Y病院と比べてしまうと悪いのですが、T病院は設備が整っていて覚醒下手術も出来る大きな病院です。

 

昨年の8月から定期的に、最終的には3ヶ月ごとにMRI検査をY病院で受診していたのですが、昨年12月末のMRI検査の結果と今年3月末の検査結果では、目視でも腫瘍が大きくなっていると確認が出来る結果となってしまい、K先生の勧めもあり、T病院にて入院することになったのが、だいたいの今までの経緯になります。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。